システム事例
1. 導入背景・課題
自動車部品において、ネジ穴の品質は製品の安全性・信頼性を左右する重要な要素である。従来は目視確認が中心で、判断ばらつきや全数検査の負荷が課題となっていた。また、自動化を検討する際、国内製作では設備コストが高い点も障壁であった。
2. 導入設備の概要
本装置は、中国・蘇州の工場で製作することで設計・加工・組立を最適化し、国内製作と比較して大幅なコスト削減を実現している。必要十分な仕様に絞ることで、高いコストパフォーマンスを確保した。
3. 主な特長
・M18ネジ穴×1、M6ネジ穴×2に対応
・治具固定後、スタート操作のみで自動検査
・合否は表示灯で即時判定
・品質とコストのバランスに優れた構成
4. 設備仕様(概要)
設備サイズ:約1500×1200×2100mm
使用空圧:4~7kg/cm²
消費電力:約5kW
装置重量:約600kg
5. 導入効果
・検査品質の安定化
・省人化と作業効率向上
・不良流出リスク低減
・設備導入コストの大幅削減
6. まとめ
中国・蘇州工場での製作を活用することで、品質を確保しつつ高いコストパフォーマンスを実現した。自動化を検討する企業にとって、導入しやすい検査装置である。

